このバッグを作ってる風土プロジェクトのmanboこと、宮庄 春恵です。広島の中山間地(北広島町)に住んでいます。広島は土砂災害が多く、大雨のたびにあちこちの山の土砂崩れを見るたびに、なぜだろう、と疑問がありました。デザインの仕事で関わった竹林整備をしている「ループラボ」のメンバーから、それらが竹害であることを教えてもらいました。そして、竹林整備にはたくさんのお金がかかることも知りました。

地域のごみ処理施設(芸北きれいセンター)の方から、生ゴミを焼却処理することに多大なエネルギーを使っていること、それらが税金でまかなわれていることを聞きました。実は、ループラボのメンバーは竹チップでコンポストを作って欲しいという強い思いがを持っていました。私はデザインやものづくりを生業としているため、様々な業種の方と繋がります。各々が抱えている課題を、力を合わせて解決に向けて進めていきたいです。

ひとりひとりの出す生ゴミは小さく感じます。では、それを灰になるまで燃やすことができますか?生ゴミを燃やしたり、竹林を整備することは大変なことですが、コンポストバッグを使うことは、誰にでもできることです。こんな小さなアクションで、関わる全ての人に意識改善が起こる。意識が変われば未来は変わります。世界はもっと楽しくなります。ひとりひとりの環境意識を高めて、地域が抱える竹害の問題、焼却施設が抱える生ゴミ問題を解決していきましょう!